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デザインのトーラス・デプト・プランニング

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昨年の12月4日にGoogleによるコアアップデートが行われました。これによりサイトの検索順位が変わったという人もいらっしゃるかと思います。
コアアップデートとは「コアアルゴリズムアップデート」の略称です。
Googleにより事前告知され毎年数回ほど実施されています。インデックスされる仕組みであるGoogle検索アルゴリズムが調整されおよそ2週間ほどで完了します。 

昨年2020年のGoogleコアアップデートは1月14日、5月5日、そして先月の12月4日と3回行われました。
12月のアップデートはGoogle公式のアナウンスでは12月17日に完了したとのことです。

意味:2020年12月のコアアップデートのロールアウトは完了しました(Google公式Twitterより)

大きく変動したジャンル

ネット上を見てみると、「健康と医学」「財務、金融、法律」などのジャンルに大きな変動があったようです。
これはお金や生活におけるジャンルである「YMYL」に関係しています。
YMYLはSEO用語でYour Money or Your Lifeの頭文字をとったものです。

このジャンルに属するサイトはコンテンツを読んだ方のお金や人生に影響を及ぼすことから、記事の信頼性や詳しい情報など高品質なサイトが求められています。
弊社のクライアント様には幸い大きな順位変動はなく、計測しているキーワードに順位上昇もみられました。

今後のSEO対策とは?

コアアップデートは今後も定期的に行われますが、どのような対策をしていけばいいのでしょうか?
3つの視点でその方法をまとめてみました。

①E-A-Tを高める

E-A-Tとは「Expertise(専門性)」「Authoritativeness(権威性)」「Trustworthiness(信頼性)」の意味です。

  • 専門知識を持つ専門家や愛好家によって書かれていること
  • そのサイト自体がトピックの権威者だとわかるようにしておくこと(コンテンツの制作者情報・資格や肩書などを明記)
  • 信頼できる情報源や事実を示す情報を書いておくこと(リンクや出典など)
  • 少し調べればわかるような簡単な情報ではなく、オリジナリティのあるコンテンツにすること

このようなことに注意してコンテンツを作ることがSEO対策やコアアップデートの対策になるでしょう。

②ユーザーが使いやすいサイトにする

スマホでの使いやすさ、つまり文字サイズや画像サイズなどが適切に表示されるレスポンシブ対策を行うことが大事です。
またメインコンテンツを邪魔するような過剰な広告が含まれていないかどうかもポイントです。
コンテンツが大量生産され散漫なサイトになっていないかということもポイントです。質の低いページを沢山作るよりも一つ一つのページをしっかり作りこむことが大切です。

ユーザーが使用しやすいサイトかどうかはGoogleも既に検知でき評価の対象になっています。

③ユーザー目線のコンテンツ作りをする

コアアップデートが今後あったとしてもサイト制作ではやることは変わりません。ユーザーが求めるコンテンツ作りに徹する、これが一番大事です。
Googleは常に検索する人が一番求めている情報を表示できるように常に改良を重ねています。

自然とブックマークされたり共有されるような有益なコンテンツを常に作り続けていればアップデートによりさらに評価されるようになっていくはずです。

検索順位はアクセス数の増減にも関わりサイト運営の目的である問い合わせや申し込み・購入などのコンバージョンにも影響します。
もしコアアップデートや検索順位が伸び悩んでいるなどのお悩みがございましたらトーラスにお気軽にご相談ください。

出典:Google検索品質評価ガイドライン
https://static.googleusercontent.com/media/guidelines.raterhub.com/ja//searchqualityevaluatorguidelines.pdf

WEBサイトをお持ちの方は自社サイトをGoogle検索で上位するためのSEO対策に興味をもっていらっしゃるかと思います。SEO対策ってそもそも何でしょうか?

ネットで何かを検索するときにほとんどの方はGoogleかYahoo!を使用しています。Yahoo!もGoogleの検索アルゴリズムを使用しているため、実質SEO対策=Google検索対策となっています。

そこで今回は誰でも出来るSEO対策のキホンをご説明致します。

まずは良質なコンテンツを作る事

一番大切なのは「ユーザーの役に立つコンテンツ作り」です。

Googleは常に良質なコンテンツをユーザーに提供することでユーザーを増やし、収益を上げています。2015年からは人工知能(RankBrain)を使用し、質の高いコンテンツを上位にするように常に改良を続けています。逆にコピペばかりのサイトや機械的に記事を大量生産するようなサイトは出てこないようにしています。

オリジナリティの高い、ここにしかないコンテンツを作ることが閲覧するユーザーにとって役に立つとともに、Googleにサイトの価値が評価され検索順位を上げていくことにつながります。

適切なサイト設計を行う

Googleはサイトを巡回してインデックスしていくため、検索エンジンが分かりやすいようにページを設計していく必要があります。

「タイトル」「ディスクリプション」「h1」など、ページ内部にHTMLで適切にコーディングしていくことで検索エンジンに適切に情報を伝えていきます。

また、内部リンクやページの階層も考慮する必要があります。
例えば、以下のようにページリンクは大項目から小項目へリンクしていく構造で整理されていた方が上位表示されやすくなります。

例:トップページ>中古車一覧>中古車商品

また、トップページに近い方がより評価されやすいので、なるべくたどり着いて欲しい重要なページはトップページより2~3クリック以内で表示できるように構成しましょう。

検索キーワードを考える

次にGoogle検索で表示されて欲しいキーワードを考えます。検索上位を狙うといっても、「中古車」「カメラ」「ファッション」など誰もが検索するようなキーワードだけで上位を狙うのはライバルが多すぎて困難です。SEO対策を始めるなら、複数のキーワードからなる「ロングテールキーワード」で考えて行きます。

×ショートテールキーワード
例:「中古車」「カメラ」「ファッション」など

○ロングテールキーワード
例:「中古車 安い 札幌」「カメラ Canon オススメ」「ファッション 2019年 トレンド」など

ロングテールキーワードで検索する人の割合は7割を占めています。自社で狙えそうなマイナーなワードで1位を狙うことから始めます。

キーワードが決まったら、文章内にそれを入れ込んで行きます。もちろんタイトルやディスクリプションという部分にも設定していきます。

レスポンシブ対策を行う

レスポンシブとはPCやスマホ、タブレットで見やすいよう自動的にページが変化するしくみの事です。

2018年3月27日にモバイルファーストインデックスが適応されてから、レスポンシブ対応がSEO対策に必要となりました。Googleはスマホサイトのみをインデックスするようになったため、スマホ対応しているサイトが上位表示し、対応していないサイトは下位表示されやすくなりました。

現在PCサイトのみの場合は早めにレスポンシブ化を行う必要があります。投稿型システムのWordPressを使用すれば自動的にレスポンシブ化してくれるので、サイトのWordPress化も選択肢に入れておくと良いでしょう。

まとめ

以上の点に気をつけてSEO対策をまず始めて見て下さい。適切にサイトをコツコツ作っていく事で自然と評価を受けて順位アップへとつながるでしょう。

Googleのアルゴリズムや社会状況などは常に変わっていますので、実際にやってみないと効果はわかりません。モニタリングし確認しながらSEO対策を行って行くことが大切です。

ここではご紹介しきれない事はまだまだありますので、もし困ったらプロに相談してみることをおすすめします。

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