11-200-4121
メール

デザインのトーラス・デプト・プランニング

BLOG

ネットショップを始めたい方がまず悩むのが、無料サービスもあるなかでどのような方法でお店を開設すればうまくいくのか?ということです。

今回はネットショップの種類や特徴などを比較しながら選ぶポイントをご紹介します。

ECモールとECカートの違い

まずネットショップは大きく分けてECモールとECカートの2種類のタイプがあります。どう違うのかについてご説明いたします。

ECモール

Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなどのECモール型は多数の企業が出店する集合型サイトとなっており、既存のプラットフォームを使用できます。既に多くのお客様が使用しているものを使用するため集客力があり、最適な販売ページと最適な価格で提供できれば手軽に商品を売ることができます。

但し有名モールは月額費用や販売手数料が高めになっており、小規模販売で始めるにはハードルが少し高い気がします。ほとんどのモールは販売価格の10%程度が販売手数料となっています。
例えば月商100万円の場合で10%の手数料として計算した場合は10万円の手数料が必要になります。

また他店舗が同じ商材を扱っている場合にはモール内で価格競争が起きます。デザインのカスタマイズもあまりできないため、オリジナリティを出すのは難しいです。AmazonはAmazon自身が販売している商品もあり定期便契約など価格競争も激化しており同じ商品ではなかなか太刀打ちできません。

ECカート

BASEやSTORES、カラーミーショップなどのECカートなら自社のオリジナルサイトを持つことができます。お店に合わせてデザインをある程度自由にカスタマイズできるので、オリジナリティのある商品を取り扱っている場合にオススメです。無料で始められたり月額費用や手数料などは大抵安めになっており、手軽に始められます。

モール型と違いショップ自体で集客を行う必要があります。サイトにはあらかじめセールや郵送日時などの設定機能がありカスタマイズできる分、どのようにサイトを構築するかは検討していく必要があります。

それでは、ECカートのそれぞれのサービスの違いや特徴を見て行きましょう。

例えば有名どころとしてはBASEがあります。
これは無料でオープンできるショッピングカートASPです。販売に必要な機能が必要に応じて追加でき、更新も簡単に可能です。商品数上限もなくデザインカスタマイズが可能です。
決済方法はかんたん決済によりクレジットカードや銀行振込、後払いなどの決済方法が可能です。

手数料については後払いは6%、その他は3.6%+40円の決済手数料+3%のサービス手数料が発生するので合計6.6%+40円の手数料となります。これは、普通のカード決済サービスより高めの設定ですので長期的に運用する場合には良く検討が必要です。

商品掲載数は制限はないですが、画像は1商品につき20枚まで追加可能となっています。下層ページのページ数は決まっており、その枠内でのサイト制作となります。

これらの条件はECカートによって変わりますのでよく検討する必要があります。

オープンソースECカート

様々なカスタマイズが完全に自由でなんでもできるプロ仕様のネットショップがEC-CUBEやWordPressなどのオープンソースECカートとなります。自社サーバーに直接設置して運営できるのでシステム自体のカスタマイズやデータの管理が自由にできます。

なのでデザインカスタマイズや機能カスタマイズも他サービスにはないオリジナルのものまで作ることが可能です。

このため、オリジナル性の高い商品の販売やお店のカラーを出して差別化したい方向きのサービスとなります。

商品数や画像数も制限はなく、ページ数も無限に作ることができます。どのようなサイトを作っても咎められる心配はありません。

このECカートは無料で使用でき、販売手数料がかかりません。
決済機能を使う場合には各種カード会社などと個別に契約を行う必要があります。各社手数料は様々ですので、例えば3.5%程度まで安く抑えることもできます。

決済機能は自分で選んだものが使用できるので、銀行振込や代金引換、店頭での支払いなども可能となります。在庫の確認後決済することも可能ですので払い戻しなどの手間が少なくなります。
※決済機能によっては使用できないサーバーがある可能性があるため事前の確認が必要です。

セキュリティ対策やバージョンアップは自分で行う必要があります。
以前バージョンアップをしていない企業がハッキングの被害に遭うことがありましたが、適切なアップデートやセキュリティ対策を行えば安全に運用が可能ですので、サイト制作や管理についてはプロに依頼するのが一番でしょう。

結局どのサービスで選ぶべきなのか?

業種や目的などによりどのようなECサイトが適しているかは違うと思います。
例えばアパレルの場合は色やサイズ・価格帯などによる商品の絞り込み機能で使いやすさが代わりますし、冬物処分セールや秋物処分セールなどのキャンペーン、またポイントシステムなどにより売り上げが変わってきます。
ランキング表示機能や最近閲覧した商品などの機能があればお客さんの購買意欲向上に繋げることができます。

どのようなカートシステムを使えばいいのか、こんなショップにしたいなどがございましたら一度トーラスにお気軽にご相談ください。

昨年の12月4日にGoogleによるコアアップデートが行われました。これによりサイトの検索順位が変わったという人もいらっしゃるかと思います。
コアアップデートとは「コアアルゴリズムアップデート」の略称です。
Googleにより事前告知され毎年数回ほど実施されています。インデックスされる仕組みであるGoogle検索アルゴリズムが調整されおよそ2週間ほどで完了します。 

昨年2020年のGoogleコアアップデートは1月14日、5月5日、そして先月の12月4日と3回行われました。
12月のアップデートはGoogle公式のアナウンスでは12月17日に完了したとのことです。

意味:2020年12月のコアアップデートのロールアウトは完了しました(Google公式Twitterより)

大きく変動したジャンル

ネット上を見てみると、「健康と医学」「財務、金融、法律」などのジャンルに大きな変動があったようです。
これはお金や生活におけるジャンルである「YMYL」に関係しています。
YMYLはSEO用語でYour Money or Your Lifeの頭文字をとったものです。

このジャンルに属するサイトはコンテンツを読んだ方のお金や人生に影響を及ぼすことから、記事の信頼性や詳しい情報など高品質なサイトが求められています。
弊社のクライアント様には幸い大きな順位変動はなく、計測しているキーワードに順位上昇もみられました。

今後のSEO対策とは?

コアアップデートは今後も定期的に行われますが、どのような対策をしていけばいいのでしょうか?
3つの視点でその方法をまとめてみました。

①E-A-Tを高める

E-A-Tとは「Expertise(専門性)」「Authoritativeness(権威性)」「Trustworthiness(信頼性)」の意味です。

  • 専門知識を持つ専門家や愛好家によって書かれていること
  • そのサイト自体がトピックの権威者だとわかるようにしておくこと(コンテンツの制作者情報・資格や肩書などを明記)
  • 信頼できる情報源や事実を示す情報を書いておくこと(リンクや出典など)
  • 少し調べればわかるような簡単な情報ではなく、オリジナリティのあるコンテンツにすること

このようなことに注意してコンテンツを作ることがSEO対策やコアアップデートの対策になるでしょう。

②ユーザーが使いやすいサイトにする

スマホでの使いやすさ、つまり文字サイズや画像サイズなどが適切に表示されるレスポンシブ対策を行うことが大事です。
またメインコンテンツを邪魔するような過剰な広告が含まれていないかどうかもポイントです。
コンテンツが大量生産され散漫なサイトになっていないかということもポイントです。質の低いページを沢山作るよりも一つ一つのページをしっかり作りこむことが大切です。

ユーザーが使用しやすいサイトかどうかはGoogleも既に検知でき評価の対象になっています。

③ユーザー目線のコンテンツ作りをする

コアアップデートが今後あったとしてもサイト制作ではやることは変わりません。ユーザーが求めるコンテンツ作りに徹する、これが一番大事です。
Googleは常に検索する人が一番求めている情報を表示できるように常に改良を重ねています。

自然とブックマークされたり共有されるような有益なコンテンツを常に作り続けていればアップデートによりさらに評価されるようになっていくはずです。

検索順位はアクセス数の増減にも関わりサイト運営の目的である問い合わせや申し込み・購入などのコンバージョンにも影響します。
もしコアアップデートや検索順位が伸び悩んでいるなどのお悩みがございましたらトーラスにお気軽にご相談ください。

出典:Google検索品質評価ガイドライン
https://static.googleusercontent.com/media/guidelines.raterhub.com/ja//searchqualityevaluatorguidelines.pdf

お電話でのお問い合わせはこちら「☎011-200-4121」受付時間12:00~20:00(月~土)
メールでのお問い合わせはこちら「MAIL FORM」